受験シーズンもいよいよ終盤に入り、嬉しい報告を次々に頂いています。
気持ちを新たにしようと、もう何度見たか分からない映画「ビリギャル」をまた見て、ああちゃんが娘の手を取って言うこのセリフが、とっても可愛いな♡と思いました。そして、私も同じ気もちだと思いました。
「うれしい 楽しい 幸せだ♡」
私は、ワールドビジョンというNGO団体を通して、パトリシオとメリッサという二人の子供と、彼らが暮らす地域の支援をしています。
私は単なるスポンサーでしかありませんが
彼らの成長を見守ることで、「嬉しい楽しい幸せ」な気もちを味わっています。特にこの3年のパトリシオの成長の早さには、驚くばかりです。
今年は、コロナのために手紙のやり取りはできませんでしたが、成長の記録は受け取りました。学校でよく学び、友達とスポーツを楽しんでいる様子に安心しています。
この子たちと翻訳者を介さずにやり取りができるので、英語が話せてよかったです!
年末に、ワールドビジョン主催のクリスマス募金に塾として参加しました。クリスマスを待ち望む12月1~24日までの間、アドベントカレンダーのように一つずつ窓を開け、硬貨を入れていきます。それぞれの窓の内側には、世界のクリスマススイーツが描かれており、子どもたちと楽しめました。募金は、紛争や気候変動の影響により水や食料不足に苦しむ子供たちが暮らす、南スーダンやソマリアなどの支援事業に役立てられます。
このようなイベントは、生徒たちと色々な話ができる貴重な機会です。
・貧しい国の人々の暮らし
・アフリカを襲う危機(コロナ、内戦、干ばつ、バッタの大量発生など)
・〇〇円で、〇〇人の命が救われる など
彼らの視野を広げ、チャリティとボランティア精神が高まるように、日ごろから折に触れて話をするようにしています。
英検のライティングやスピーキングでも、貧困問題や人道支援に関してよく出題されます。
「豊かな国が貧しい国の援助をするべきだと思いますか?なぜですか」
ほとんどの子の答えは「YES」ですが、その理由をしっかり答えられる子はほぼいません。
ワールドビジョンのポリシーは、
“何もかも”はできなくても、“何か”はきっとできる
“Don’t fail to do something just because you can’t do everything.”
(“何もかも”ができないからって、“何か”をするのをやめないで)
私たち一人ひとりができることから。どこに生まれようと、地球の住人として皆で支え合うのが当たり前だという意識を子どもたちの内に育てたい、と思います。