神田外語大主催の英語教師のための勉強会
《英語教育の最先端》
今年も参加することができました。熱心な先生方と深く学び合い、とても有意義な時間がもてました。
◆コミュニケーション力を高めるとはどういうことなのか
◆そのために4技能をどのように伸ばしていくべきか
レクチャラーの「スピーキングとライティングについて、自分で自分を直していけるようにならなければ成長はなし!」という言葉が、非常に印象的でした。
アウトプットとは、取り入れたものを自分のなかで消化して出すことをいいます。添削してもらうためではなく、相手に伝えるためのアウトプット。どんなに稚拙でも、今の自分が出せるものを出し、それを客観視して自分で直すという練習をしなければ、スピーキングもライティングも上達していかないのですね。
◆私たちはふだん、何のために文を書くのでしょう? 誰かが読むから書くのです。
日記と買い物のメモ以外、文章を書くときにはいつでもそこに読み手がいます。ですから、一番大切なのは「相手に何を伝えるかを考えること」です。
・・・ライティングの留意点・・・
1、まず読み手を考える
2、構成を考える
3、転換語を効果的に用いる
・・・説得力のある文章を書くために必要なこと・・・
1、意見を先にハッキリさせる
2、理由を話す
3、具体例を入れる(必ず身近な事柄を)
「課題に対し即興で意見を書き、直し合い、採点しあう」という集団でのライティング指導実習で、私の英文がモデルとして紹介されました。
構成と、情景が浮かぶ具体例が良いとのこと。
いつも生徒を褒める側なだけに、思いがけずお褒めの言葉をいただき少し照れましたが
ライティングは私の得意分野で、みすず塾でも日ごろから力を入れて教えています。普段から実践していることが認められたようで、とても嬉しく思いました。