◎傾向
公立入試英語の大問4、「長文読解問題」の配点は26点。
とても高いですね。
正解すれば平均をグッと超えることができますが、
これがなかなか難しいようです。
なかでも大問4-問4、「要約文穴埋め問題」にみんな苦戦しています。
平成22年度の問4の正答率はこんなかんじ。
どれも手ごわそうですね。
しかし、過去10年間に出題された単語の品詞を分類してみると、
品詞はほぼ 動詞・形容詞・名詞の3種類のみ。
解答例を見ても、どれも教科書レベルの基本単語が並んでいます。
それなのにどうして正答率が低いのでしょう?
それは、埼玉県の出題傾向が変わったからです。
以前のように本文中から同じ単語を探して抜き出して解答すればOK!という問題は今ではほぼ出ません。
どの問題も、反対の意味や品詞を変えたり、別の表現で言い換えたりしなければなりません。
対策
「要約文穴埋め問題」はこの順序で解きましょう。
特に重要なのが③です!
(例)
・ 「反意語」
give ⇔ get , easy ⇔ difficult
・ 「品詞転換」
①He is a good baseball player. [形容詞]
②He plays baseball well. [副詞]
・ 「言い換え」
①She said to me,”Open the window,please.”
②She asked me to open the window.
埼玉県の近年の要約文穴埋め問題では、
反意語・品詞転換・言い換えの中でも「言い換え」の問題が数多く出題されています!!
これを頭に入れて、準備してくださいね!