折り返し問題
埼玉県公立入試数学の定番! 『紙を折る』問題は9年連続出題されています。
形は 正方形か√2:1の長方形でほぼ決まり。
平成27年度大問4(3)の正答率は、たったの1.1%
無答率はなんと 77.3%
難易度が高いのはもちろんのこと、 解法の手順が試験時間内に思いつかず時間切れになってしまう受験生も多いようです。
解き方のコツ
そこで今回は折り返し問題の必勝ポイントを3つお伝えします♪
相似と合同に注目して解法への糸口をつかみましょう。
◆公立入試必勝ポイント◆ 相似や合同な図形を探していく ①はみ出し型を探そう!②はさみ込み型を探そう!③砂時計型を探そう! |
つまりこういうこと!
1、①~③のいずれの場合も、2つの三角形は相似
2、対応するどこかの1辺が等しければ、2つの三角形は合同
3、直角三角形であれば(①②)『三平方の定理』を利用できる
これらが折り返し問題における着眼点です。計算がむずかしいところもありますが、まずは考え方と解法への流れを理解し、今後の学習に役立ててください♪
また、入試では実際の図が与えられるので その中に数字や辺の比、角の大きさを記入することができます。採点者に伝わるように書き込み、問題を解いてくださいね。
難しくてみんなができない問題というのは、考えようによっては逆にチャンスです!これを攻略すれば平均よりグッと上にいくことができますよ ぜひがんばってください!