【英語教育改革】ドンと来い!新☆大学入試

2018/06/21

現・高1より下のみなさん

皆さんが受ける大学英語入試には、もう、記号・穴埋め・並び替え問題はでません。

指示もすべてが英語で、長文のみの試験になります。

発音を記号で問うても、実際に使えなければ意味がないし

文法の穴埋めや並び替えができても、自力で文を作れなければ意味がない

ということですね。

2技能のみを測るスタイルは完ぺきに廃止され、

4技能(5技能ともいう)を測る、新・大学英語入試に変わります。

「高校・大学の入学者選抜は、4技能のコミュニケーション力が評価されること」

と、新学習指導要領にも明示されました。

完全な実施は2024年度の予定ですが

2023年度までの入試も、これまでとは大きく違うものになります。

民間試験+移行センター試験の両方の結果を、大学に提出することになるのです。

民間試験:LRSW4技能を均等に得点化するもの(25/25/25/25)

移行センター試験:LR2技能を均等に得点化するもの(100/100)

日本の英語教育は、今度こそ本当に変わります。

センターが変わると決定されたことで、すでにこんなにも大きな変化があちこちで起こっているのです。

1、都立高校と東京外語大学の入試にスピーキング導入

2、TOEICの4技能化が加速

3、英検も、一度の試験で4技能測れるように

4、東大も民間試験を採用

5、早稲田も先日、新テストを採用と発表


「英語は勉強する科目ではなく、練習する科目だ!」

これは、先日の講習会で安河内先生が力強く言い切った言葉です。

「英語は語学。使えなければ意味がない。先生の説明を聞き、英文をノートに書き写す授業なんて意味がない。ピアノのレッスンを考えてごらん。レッスンに行って、楽譜ばかり写していても楽譜博士にはなれるかもしれないが、どうしようもないだろう?」

その通りですね。

ピアノだって英語だって、毎日練習すればできるのです!

机に向かう時間の半分を、音声練習に。

問題集から目を上げ、文法使って繰り返しスピーキング練習を。

新しい大学入試まで見据えて、総合的な英語力をつけるため、音読+作文+スピーキングを中心とした「練習」を強くおすすめします。

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