学び方は人それぞれ!一人ひとりの能力を伸ばす支援を
約9年前から塾を始めて、多くの生徒たちと英語の勉強をしてきました。その中で、読み書きに苦手意識がある子が想像以上に多いことに気づきました。
英語を学ぶ楽しさを知ってもらいたいと思いつつ、現実は大学受験でも避けられない科目として、しっかりと学ばなければいけないのも事実です。そんな中、困っている子どもたちや落ち込んでいる保護者の方々をサポートするために、ロンドン大学教育研究所とディスレクシア・インターナショナルが共同で開発した「Supporting Children with Reading and Writing Difficulties」という講座を受講しました。
この講座では、ディスレクシアを含む発達障害や学習障害について学ぶことができます。原因や心理的・社会的な側面、実践的な指導法、アセスメントの方法なども勉強しました。中でも、現地校の学生たちと一緒にレポートやケーススタディを評価し合う体験は、とても刺激的で楽しかったです。
もちろん、学習障害や発達障害の診断は専門家の役割ですが、私たち教育者は適切なアセスメントを行うことで、その子に合った効果的な学び方を工夫できます。
「障害」というレッテルを貼るのではなく、多様な学び方や選択肢を提供することで、全ての学習者が自尊心を傷つけられることなく、自分自身のために学ぶ権利を持てるようにしたいと思っています。今後もこの講座で学んだことを活かし、子どもたちの成長をサポートしていきたいと思います。
I want kids to enjoy learning English as a language, but let’s face it, English is also a subject that you can’t avoid all the way through university. I want to find a way to help kids who are struggling and their discouraged parents.
To be honest, I used to feel very frustrated because I didn’t have the authority to diagnose developmental and learning disorders like a doctor. However, through this course, I realized that I was wrong. There’s no need to diagnose anything at all; we just need to asess them. Learning practical methods was a huge learning experience for me.
I hope to use the knowledge I gained here to support each child’s growth. I want to help all learners effectively support themselves with confidence and their own learning methods, without damaging their self-esteem.