1年が経つのはアッというまですね
公立高校入試まで、あと3か月・・・。
今年もこの季節がやってきました。
数学と英語が難しすぎて、受験生の学力を正確に判定できないのでは?と言われ続けていた埼玉県の入試が、平成29年度からようやく変わります
変更について、詳しくはコチラをご覧ください。
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2208/29nyuushikaizen.html
県が公開している英語サンプル問題から
{学力検査問題}{学校選択問題}の特徴を見てみましょう
【学力検査問題】
大問5つ構成
応用は少なく、幅広い基礎力が問われる
大問2を見てみると、、
中1で習うようなかんたんな単語が並んでいます。
配点3点ずつですから、これは絶対落とせない!大チャンス問題です。
大問3と4は長文で多少むずかしいですが、それでも全体的に従来のものよりは易しくなっています。
易しくなったということは、できなくてもいいや!という捨て問題がなくなる、ということです。自分ができるということはみんなもできる!と思った方がいいです。
あと何点!人より何点余計にとれるか!というシビアな戦いになりそうです。
POINT
基礎を大切に、幅広く浅く、教科書レベルの類題すべてできるようにしておきましょう!
【学校選択問題】
大問4つ構成
基礎~難易度の高い応用力まで問われる
なんといってもカギは大問2と3の長文読解です。
大問3を見てみると、、
問1からかなり高度な文法問題になっています。
即座に現在完了の疑問文だ!と見抜く力が必要です。
そもそも文章の内容がとても難しいです。
環境問題を扱っているのですが、温暖化対策のためにバスの屋上に庭園を作ったらどうだろう?というんですね。
問5や6を見ても、主語述語の2重構想のかなりの英文を並べ替えたり訳したりしなければいけません。
スペルミスや時制、三単sをつけるつけない、そういったところすべてが減点対象になります。
高い文法力が求められる、総合的な長文読解といえます。
加えて、単語数も従来に比べて5割増し!ということで、進学校を目ざす受験生はしっかりとした対策が必要です。
POINT
文法力+単語力に加えて、英文音読と読解を繰り返して、速く正確に解けるように練習しましょう!