2月。受験シーズン真っ盛りです。
中学受験が一段落つき、生徒さんたちから報告が寄せられています。🌸
高校・大学入試は、まだもう少し張り詰めた日々が続きますね。
コロナやインフルエンザ、胃腸炎で、体調を崩している子どもたちが多いと聞きますので
大事なシーズンに大丈夫かなあ?と、心配しています。
皆無事に乗り切って納得の結果を得られますようにと、願っています🌱
この時期、多くの親御さんが一生懸命に塾探しをされています。
そこで、今日は、塾を選ぶときに注目すべきポイントをシェアしたいと思います。
最善の選択に迷うときは、ぜひ参考になさってください。
一般的な「ココ見て!」ポイント🩶
- 学習プランが明確
- 実績が証明されている
- 保護者との迅速で円滑なコミュニケーション
- 運営歴の長さ
- 適正な規模が維持されている
どれも大切ですね~。
保護者の方がすぐに連絡・相談できる環境を、塾は備えておくべきです。
実績に関して:入試突破、試験合格などの実績は、皆さん必ず確認するところだと思います。ただ、合格数=進学数ではありません。また、一人の生徒が多数の学校を受験しているケースもありますので、安易に数字だけをうのみにすることはできないと思います。「何人中何人がどこに受かり、何人がどこに進学した」という書き方をしている塾には、誠実さを感じます。
歴に関していえば、やはり長く続くのには理由があります。
『新規ビジネスの約20%が最初の年に失敗し、5年以内には約50%が市場から撤退する。10年後に残る企業は約33%だ』-アメリカ合衆国の小企業管理局(SBA)のデータ提供
塾も淘汰されていくものですので、激戦区で生き残る塾にはそれなりの強みと価値があります。
「適正な規模」を保っているか:意外と見逃しがちだけれど、とても大事な点です。適正規模をキープでている=品質がキープできている塾、と言えるからです。特に小さめで面倒見がいい塾がいいな、と探しておられる方は、歴と規模に注目してください。^^
わたし個人の「ココ見て!」ポイント🩶
1、「誰に」習うか
「何を」習うかよりも、「誰に」習うかの方が圧倒的に重要です。(お子さんの年齢が小さければ小さいほど、そう言えます)そのクラス、教室、塾に通ったら全員が同じように伸びる、ということはありません。
・先生とお子さんの相性
・何歳のときにどの先生と出会うか
・どれほどの信頼関係が築けるか
・誰に教わればお子さんは幸せか
人との出会いで、人生は変わります。
カリキュラムなどももちろん大事ですが、まずは人ありきでお考えください。
注意)これは、お子さんの個性をなにもかもわかってくれる人を選ぶ、という意味ではありません。会って話したあとに、お子さんの様子が(目の輝きが)変わる人を選ぶということです。家庭教師などをお願いするときも、同じことがいえます。
2、方向性の一致
塾の理念や考え方、お子さんを導く方向が、ご家庭の教育方針と合致するかを確認してください。
たとえばみすゞ英語塾の場合、代表である私のこのような考えが塾の方針となっています。
「子供たちの長期的な益を最優先にする」「語学学習は生涯学習であるべき」「テストのためだけにする英語学習ほどつまらないものはない」
ですから、成績や偏差値、進学先を何より重要視される方、また、お子さんの教育上の選択すべてを親御さんがなさる方、とは合わないことがあります。
目的地が違う人間たちが、同じボートに乗って漕ぎ進めることはできません。同様に、塾とご家庭が目ざす方向も同じでなければなりません。お互いにアンハッピーにならないために、このような点を入塾前に確かめましょう。
最後に😉
検討して相談して納得して決めた後は、お子さんとその塾(講師)を信じましょう。
学習の成果はすぐにでるものばかりではなく、また全分野が等しく伸びるものでもありません。たとえなかなか結果が出ないように思えても、小さな一歩を積み重ねていけば、その子のタイミングで必ず開花するときが来ます。「今学期の成績」や「人との比較」など、「近視眼的」な見方をしてしまうお気持ちもよくわかりますが、そこは信じて待ってほしいと思います。
講師との関係づくりにおいて、保護者の側から行えることもいくつかあります。たとえば、イベントなどの機会には、遠慮有せずに先生たちに話しかけてみてください。最近のお子さんの様子について尋ね、たとえネガティブなことを聞いたとしても「話してくれてありがとう」と、伝えてください。
学習について気になることがあるときも、前向きに伝えてみましょう。例えばこんな風に。
「うちの子は英単語を覚えるのが苦手なんですけど、こういう教材を使ってこういう風に進めればがんばれるので、先に準備しておきます」
このようなコミュニケーションを通して日ごろから良い関係が築けていれば、先生もお子さんのことをよく理解できて助かりますし、保護者の方も先生への要望を伝えやすくなりますよ。😊
以上、学習塾を決める際に参考にして頂きたいポイントをお伝えしました。