オクトパスならぬ読んでパス!? ~受験に成功したいなら、読解力をきたえましょう~

2019/01/24

受験シーズンもいよいよ大詰めです。

今年は中学・高校・大学・大学院受験とまんべんなく受験生が多く、忙しい冬になりました。

嬉しい報告、悔しい結果、いろいろありますが

精一杯頑張ったなら、失敗など一つもない

悔しさは未来へのバネに

どんな結果も、すべては人生の糧となり肥しとなるのです。

これから通う学校が、今のあなたにとって最良の学校です。そう、信じましょう!

そこでしか出会えない教師や友達とたくさん学び、貴重な時間を過ごしてほしいと思います。

さて、私はこの冬ものすごい量の英文を読みました。

2カ月間で100万語は優に超えたと思います。

公立・私立・美大・服飾・医療や福祉系など

みすずに通う受験生の志望校はさまざまですから

それらの学校すべての過去問や予想問題の英文に目を通すと、たいへんな量になります。

それ以外に、英検やTOEICなどの検定類、駿台や河合などの模試類、いろいろな進学塾のテストにも目を通し傾向を知ります。空き時間には、自分が好きなものばかり読む「多読」も行っています。

わたしは英語の流れや発音が好きなので、

ほとんどの場合、黙読ではなく速読音読をしています。 

速読とは、急いで読むことではなく、正しく速く読むことです。

生徒たちの試験対策をしていていつも感じることは、

キーポイントは「確かな読解力」だということ。

どんなに難しい文法事項や単語を知っていても

それだけでは正しく英文を読むことはできません。

英文の構造を理解することと、英語を英語のまま理解する力が必要です。

知識や知恵や感動がたくさん詰まった素晴らしい文章を

みんな、飛ばし読んだり斜め読んだり

初めと終わりしか読まなかったり…

なんてもったいないとは思いませんか?

レベルが高い学校に行きたい子ほど文法ばかりに力を注ぎ、読むことをなおざりにしがちです。

あるいは基礎を飛ばし、いきなりエベレストに登るかのように高いレベルの英文を読むという無謀な挑戦を始めます。

読解問題は、短期間に対策できるものではないと私は思います。

試験直前になって焦らぬよう、日頃から読書するべきです。

オクトパスならぬ、読んでパス

4月から、読解クラス〈多読・速読・表現〉始めます!

さあ、みんなで「多読」始めましょう。

著書の紹介

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