みすず英語塾の名前の由来は、詩人・金子みすゞさんです。
彼女が描いたような温かい想いで塾づくりをしたいと、名付けました。
その金子みすゞの絵本が、先日アメリカで出版されました。
ARE YOU AN ECHO?
(こだまでしょうか)
~The lost poetry of Misuzu Kaneko~
詩の翻訳に加えて、彼女の人となりや歩んだ生涯も描かれていて
外国人にも親しみやすい内容になっています。
彼女の詩を世界中の人に知ってもらうよいきっかけになりそうで、とても嬉しいです。
![](https://misuzu-eigojuku.com/wp-content/uploads/2022/09/misuzu_eigojuku_new_blog_img_143.jpg)
このニュースは、The Japan Timesにも取り上げられていました。
Misuzu Kaneko: A deeper empathy for the natural world
![](https://misuzu-eigojuku.com/wp-content/uploads/2022/09/misuzu_eigojuku_new_blog_img_144.jpg)
詩の翻訳とは、本当に難しいものです。
金子みすゞの詩もこれまで何人もの翻訳家によって訳されてきました。
わたしの大好きな詩
「私と小鳥と鈴と」の最後の節。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
これまではこの「みんなちがって、みんないい」の訳が
We are all different and all wonderful
とされることが多かったです。
でも、今回は
we’re all different, and that’s just fine.
という訳になっていました。
みんなちがってみんな素晴らしい。よりも、みんなちがって、ただそれだけでいいんだ。というような、よりオリジナルに近い訳に感じられて、とても気に入りました。