「子ども発達支援機関研究員」になりました!

2023/09/23

発達・学習障害支援:療育技術を学び、個別支援スキルをみがく

少し前のことになりますが、「子ども発達支援機関研究員」の資格をとりました。
講座を受講して試験をパスするまでに、約1年間かかりました。発達障害についての知識と技術を活かして、子どもたち一人ひとりとそのご家族に対して、より具体的で効果的なサポートをしていきたいと思います。

取得の動機:

この資格取得を目ざした動機は、英語塾を約10年間運営するなかで、ディスレクシア(読み書き困難)やワーキングメモリー不足、またはそれに類似した症状をもつ多くの子どもたちと出会ったことです。また、ご自身のお子さんの問題行動が目立つようになり、心配されている保護者のからのご相談を受ける機会が多くなったことも、理由の一つです。ひとりひとりの個性を尊重し、成長を応援するという教育方針をベースに、周りになかなか理解されずに苦しむ方々の助けになりたいという思いで、日々勉強を続けています。
昨年は、ロンドン大学研究所とディスレクシア・インターナショナルが共同で開発した、”Supporting children with difficulties in reading and writing”「読み書きの困難な児童生徒の学習支援」という講座を修了しました。すべての子どもたちがのびのびと、そして自分の可能性を信じて強く生きていけるよう、支援をしていきたいと思います。

時代の変化(背景):

近年、「発達障害と呼ばれる子どもが劇的に増えている」といわれています。全国で、放課後デイサービスや児童発達支援事業所を利用する子どもたちの数も増えており、それに伴う専門的な知識とスキルをもった人材育成が急務となっています。
発達障害児の数;
7000人未満(2006年)➡ 7万人(2019年)➡ 9万人超(2020年)

数字だけをみると、14年で14倍に増えていることになります。〈文部科学省のある調査結果〉
※しかし、現実には学校などから「発達障害では?」と指摘されても、医学的には診断がつかない例も数多く含まれています。多くの子どもたちの成長を長期的に見てきた私からしても、これらの子どもたち全員が発達障害児だとはどうしても思えません。ただ、増えているのは事実です

「子ども発達支援機関研究員」とは:

発達障害の基礎知識と特性を踏まえた具体的な支援方法の知識があり、より深く子どもと関わる力をもつ支援員。科学的根拠に基づき、学校、放課後デイサービス、自立支援医療、就労支援など、さまざまな現場で実践され洗練された内容に特化した28の講義を受講し、レポート提出+終了テストに合格することで取得できる資格です。
主催:こども発達支援研究所

学習内容:

この資格取得のために、さまざまなテーマについて学びました。以下に一部をご紹介します。

・初級講座  自閉スペクトラム症や注意欠如多動症の理論や応用編、発達障害と周辺症状、生活習慣の支援の理論を学びました

・中級講座  応用行動分析、言語発達支援、感覚統合療法、ソーシャルスキルトレーニング等の理論と応用を学びました

・上級講座  個別指導計画の作成やライフステージに応じたアセスメントと支援、保護者支援、アセスメントの理論と活用について学びました

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